扉の前で泣きそうな顔をしている女子生徒。
…はあー。
大袈裟に溜め息を吐いて、視線も合わせずにそっけなく言った。
「…用ないなら出てけよ。こっちは、仕事中」
冷徹って言われたって、無愛想って思われたって構わない。
不機嫌な俺は冷たい声であしらうも、女子生徒は、準備室の扉を閉めて
ソファーに座る俺に近寄ってきた。
「せ、先生のことが好きなの…っ」
またか…。
俺のどこが良いんだ
ただ単に、先生と付き合いたいだけじゃないのか。
俺が口を開こうとすると、
「諦めるから。だから、だから…一回だけ…抱いて欲しいの…!」
はあぁ?
…こいつは、馬鹿か
