「…片桐。俺が、不安になるようなこと…言った?」 言葉に詰まって何も言えない私に先生は顔を上げた ―眼鏡越しでも十分に光を放つ先生の瞳が、不安げに揺れてる …先生は、いつも不機嫌そうにしてるけど本当はわかりやすいくらい顔に出るんだね 「2年は…って。」 …面倒でごめんなさい。 でも、私にとっては大事なことなんです 「はあー…?」 人差し指で眼鏡のフレームを直しながら呆れる先生