私は、余裕の笑みを浮かべて席を立つ。 よーし!とか言って席を立とうとする綾瀬くん… 「…あっ!!綾瀬くんあれ見てっ……」 「…んっ?どこって…おい!まてよ!!」 窓を指差すってゆうベタすぎることに、綾瀬くんが引っ掛かるうちに私はすぐさまスタートした。 …せっかくのゲームだから負けられないよね 授業中だからシーンとしてる校舎を足早に歩く。 後ろから、小声で文句言いながら近付いてくる綾瀬くん。 相手は男なんだからハンデくらい欲しいよね…。