…そんなに出かけたかったの?てゆうより、先生は教師と生徒だってゆう自覚が足りなすぎる。
いつ見られるかわからないし。私は今、先生と学校って言われたら学校を選ぶと思う。
「…先生は教師やめたいんですか?」
「お前が辞めて欲しいなら考える」
「…そんな気持ちで続けてるくらいならやらないほうが良いと思います」
「将来より私を優先するなんて可笑しいです」
「…何が可笑しい?俺は、片桐さえいればどんな仕事だってできる。お前一人くらい一生食べさせていける」
隣に座る私に向き合い真剣な顔で言う先生。
先生…
それ、
プロポーズだよ
