………。 …は? 片桐の声で後ろを振り返ると平然と俺のブラウスを着てる俺の……彼女。 まあ、スカートも履いてるけどさ…? もっと無いのか?なんでブラウスなんだよ、とか。 普通に微笑まれても…っ! つか…。 やばい…っ! 俺は、片桐の方を向けずに軽く相打ちをして適当に着替えとタオルを持って 逃げるように浴室へ行く。 「はあー…。何なんだ」 洗面台に両手をついて、深くうなだれる。 「透けてるっつの…っ!」