真っ赤になった先生は、左手で自分の口元を隠して絶対に私を見ない。 ふーん。先生は、照れると口元を隠すんだね 「…せんせ?せーんせーい!」 私を見ない先生に、私は膝立ちになって先生の肩に手を置き顔を覗き込む。 「…はあ。…お前は何だ?」 チラッと私を見て小声でボソッと言う先生に 言葉の意味が理解できない私。 …何 って何? いきなり何だと言われても…。 「んー…。ただの生徒ですよ」 にっこりと微笑むが、すぐ目の前の先生は少し表情が暗くなった。