秘 め ご と 。



グラスを二つ持ってきた先生に、無意識ににやける顔を隠し切れずに言う。



「…先生、緊張してるんだ?」



私の座っているソファーに先生は、どさっと腰を下ろす。同じソファーだけど三人掛けソファーみたいで、余裕がある。

無視する気なんだー。


私を見ずに、無表情でグラスを口に運ぶ先生。


さっきは可愛かったのに…。


先生のほうに詰め寄って、横から先生に抱き着いた。

途端に驚いた表情をする先生のネクタイを緩める。



「せーんせ?…お風呂入る?」



「……。シャワーだけでいいならすぐできるが?」



……。
んー。さすが冷徹先生
動揺しないみたい
つまんないな。


私は、余裕顔で足を組む先生の首元に手を回し、耳元で囁く。



「…先生が洗ってくれるの?」