目の前には眉間に皺を寄せて煩いって顔の先生 …ま、熟睡してた私が悪いのかな 先生が私のシートベルトを外してくれて、やっとあたりを見渡した。 「…静かに降りて」 私から離れ、車から降りる準備をする先生の声を聞き 車のドアを開く。 ―目の前には、綺麗でお洒落な7階建てデザイナーズマンション。 暗いけど見た所、新築っぽい。 しばらくぼーっと見上げていると、 コンビニの袋を片手に持った先生に強引に手を引かれ、中へと入る。