『言ったな?


もう一生離さない。』



悪戯に笑って答えたケイに、私の心はこの上なく満たされる。



『この1年のオレの禁欲生活を褒めて、しばらくは寝ずに付き合えよ?』



そう言って蠱惑的に笑う魅惑的なケイに今日も私は溶かされる



愛しいケイの掌の上で転がされて、溶かされて…



だけど、もう消えて無くす必要の無くなった想いは、2人の心にずっとあるから。



溶ける心と身体はケイのもの。