めっちゃ♥好きやねん

玄関が開いた音を聞き

あたしは顔をそっちに向けた。

すると、悠斗が

「佳、ごめんなぁ~。
 寝坊してもうて!」

と頭に寝癖をつけたままで

眠たそうな、顔でゆってきた。


あたしは、澄の存在を忘れて

「いいよいいいよ。
 あたしも、今家出たとこやしッ」

と、言った。