同居生活?!

「先輩はまだ?」


「う~ん…あっ来た来た!!」


グッドタイミングだわね。


こっちに向かってくる先輩二人は、周りなんて気にしないとでも言うように、こっちだけを見ていた。


行きかう場所で、振り向く女性や、騒ぐ女の子がいるのに…
やっぱりすごいんだな~…。


「ごめん、おまたせ!」


郁が好きだという先輩が笑顔を撒き散らしてきた。


「ぜんぜん大丈夫ですよっ!!
さっ行きましょうっ」