同居生活?!

俺は、昨日のことをじぃぼーに話した。


「そうですか…
ため息はそれが原因だったんですね」


お茶を両手に、口から湯気を出している。
どっかの漫画に出てきそうな感じ。


「でも、成長されたんですね。
林先生が高校生のときは、ほしいものは何でも手に入れるって叫んでいたものです。」


「高校のときの話はもういいよ…
じぃぼーに言われると、嬉しいけどさ」


この人は、俺が高校のときにいた先生で、じぃぼーだけは俺を見放さないでいてくれた。
俺もこんな先生になりたいと、思ったから先生になったんだもんな…


昔は思い出したくないもんだ。