同居生活?!

案の定、郁にはにやっと笑われた。


「ほ~♪真紀ちゃんか~わいいっ♪」


うっ、いつもにはないパターン!
郁が私をからかうなんて10年早い。


「調子に乗るな」


「はい…」


「あははははっ!」


いきなりショボンとしだす郁を見たら、笑いがこみ上げてきた。

笑い出すと、ほんとに止まらなくなってしまった。
やっと笑いが止まると、郁は嬉しそうな顔をして、私を見た。


「やっと笑ったね?やっぱり、笑ってる真紀ちゃんが一番好きっ!」


話し終わった途端、私のほうへ抱きついてきた。