「先生も、もう生徒の名前覚えたんですか?気合入ってますね」


「えっ、あっそりゃぁ入ってるさ。ここに来て初めての生徒だからな」


なんかまずいことでも言ったかな?
あわててたけど…

そんなことないか。


「じゃ、もう騒ぐなよ?」


食堂から出る前に、念を押して出て行った。




これが、林直人との


最初の会話だった。