しかも一応、あたし達の関係は
ヒミツなのに。
こんな所でそーゆーこと言って
くるって、どーなのよって思う。
――思っては、いるんだけど。
……首を横には振れないのが、
悲しい。
だって、やっぱり。
一緒に帰れるってなったら――
嬉しいじゃん//////
あたしと爽介が付き合うように
なったのは、2ヶ月前のこと。
でも、仕事場ではおおっぴらに
してないし、イロイロあって
忙しかったりで、なかなか2人
きりでのんびり過ごす時間なんて
ないんだから。
……別に喜んだって、バチは
当たんないでしょ。
「OK。
じゃあ終わったらテキトーに
合流な」
もう1回小声でそう言うと、
爽介は何事もなかったように
食器類を受け取って去ってった。
――仕事、仕事!!
あたしも、緩みそうになる頬を
必死で押さえながら、踵を返して
ホールに戻った――。
☆☆☆☆☆
ヒミツなのに。
こんな所でそーゆーこと言って
くるって、どーなのよって思う。
――思っては、いるんだけど。
……首を横には振れないのが、
悲しい。
だって、やっぱり。
一緒に帰れるってなったら――
嬉しいじゃん//////
あたしと爽介が付き合うように
なったのは、2ヶ月前のこと。
でも、仕事場ではおおっぴらに
してないし、イロイロあって
忙しかったりで、なかなか2人
きりでのんびり過ごす時間なんて
ないんだから。
……別に喜んだって、バチは
当たんないでしょ。
「OK。
じゃあ終わったらテキトーに
合流な」
もう1回小声でそう言うと、
爽介は何事もなかったように
食器類を受け取って去ってった。
――仕事、仕事!!
あたしも、緩みそうになる頬を
必死で押さえながら、踵を返して
ホールに戻った――。
☆☆☆☆☆

