《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

そんなことを考えながら、あたし
はまっすぐな廊下を進んでった。






     ☆☆☆☆☆





事務局は、思ったよりオフィス然
としてて。


一面ガラス張りの入口から中に
入ると、受付の傍に立ってた黒い
スーツを着た女性が声をかけて
くれる。


「お待ちしてました。

桐生様、新条様とサポーターの
方々ですね?」


「ええ。

お待たせして申し訳ありません」


みんなを代表して新条さんが返事
すると、その女性はほほ笑み
ながら首を横に振って、


「いえ、まだお時間前ですから
お気になさらず。

私は事務局員の佐山と申します。

お部屋までご案内いたしますわ」


そう言うと女性――佐山さんは、
向かって右手の通路の方に歩き
出した。


あたし達は、通路を進んで2つ
目にある部屋に通される。


会議室っぽく横長の事務机が
いくつも並んでる広い部屋。


その部屋に入って――あたしは、
思わず小さく声をもらしちゃう。



「――矢崎さん!」