《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

「普段はな。

でもあれで、スイーツのことに
なると一転して厳しいんだぜ。

学生ンときはオレもさんざん
怒られた」


「――え、マジ?」


あんな、『温厚』って顔にデカ
デカ書いてるよーな人なのに。


厳しい顔で怒ってるとこなんて、
想像つかないけど。


「こだわりがハンパないからな。

生徒の作ったもんだろーがなん
だろーが、妥協しねーんだよ。

まあ、そーゆーとこがイイん
だけど」


「へー……」


ああ見えて、熱血センセーだった
んだ。


でもそっか……だからこそ爽介
も、卒業してからもお世話に
なろうとするくらい、信頼してる
のかも。


「じゃあ今回も、イロイロと
アドバイスもらえそうね」


「まぁな。

甘えてたらトングで頭はたかれる
けど♪」


「プッ……ナニよそれ!」


その姿を想像して、つい吹き
出しちゃうあたし。





何はともあれ、これで『チーム
桐生』は勢揃い。



鈴原さんもいい人そうだし……
みんなで協力して、がんばれると
いいな。