《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

感慨深げに何度も頷いて、そう
言う。


「え、そうですか?

自分じゃあんまわかんねーけど」


「変わりましたよ。

学生時代とは、目が違う。

それに、ソレイユ杯の本選出場を
果たすとは――腕の方も、だいぶ
あげたようですね」


「――ありがとうございます」


爽介は素直にお礼を言った。


自分の腕のことはきっと自分が
イチバンよくわかってるだろう
から……そーゆーところでヘンに
謙遜しないのが、すごく爽介
らしい。


あたし達他のメンバーは、師弟の
再開をほほえましく見守って
たんだけど。


鈴原さんの方がその視線に気づい
て、


「これは失礼しました。

皆様にもご挨拶をしませんと」


申し訳なさそうにそう言うと、
あたし達をゆっくりと見回して、


「桐生君が学生時代に講師をして
おりました、鈴原と申します。

この度は、皆様と一緒に桐生君の
サポーターをさせて頂きます。

力仕事には向きませんが、どうぞ
よろしく」