あたしだけが、爽介を爽介で
いさせることができる、最高の
パートナーなんだって。



あたし達は、対等なんだって。




「いいコだ―――」




熱い唇が、あたしの言葉も呼吸
も、全部奪ってく。



でも、言葉なんてもう必要なかった。



触れあう唇から、あたしの想いは
爽介に流れ込んでるはず。





ハチミツ色に染まる時間の中で。




あたし達は再び、ずっと一緒に
いることを誓い合った――。









        ☆END☆


10/09/17