そして、お説教するみたいな
大きな声で、
「だったら、ンなくだらねーこと
考えんのは今日で最後にしろ!」
「ちょっ……くだらないはないで
しょっ!?」
仮にもあたしは、ずっと気に
してたことなのに!
「くだらねーもんはくだらねー。
あのな。
オレはお前に何かしてやった
つもりはないし、逆にしてもら
おうとも、これっぽっちも思って
ないんだよ」
「え………?」
「コンクールのことだってなん
だって、全部オレがしたくて
やってきたことだ。
だから恩を感じる必要はないし、
見返りを渡そうとする必要もない」
爽介は息もつかずに一気にそう
話すと、突然あたしの腰をグルッ
と回して、自分の正面に持って
きた。
両腕で腰を抱かれたまま向き
合う形になって、イヤでも爽介の
吐息が顔にかかる。
大きな声で、
「だったら、ンなくだらねーこと
考えんのは今日で最後にしろ!」
「ちょっ……くだらないはないで
しょっ!?」
仮にもあたしは、ずっと気に
してたことなのに!
「くだらねーもんはくだらねー。
あのな。
オレはお前に何かしてやった
つもりはないし、逆にしてもら
おうとも、これっぽっちも思って
ないんだよ」
「え………?」
「コンクールのことだってなん
だって、全部オレがしたくて
やってきたことだ。
だから恩を感じる必要はないし、
見返りを渡そうとする必要もない」
爽介は息もつかずに一気にそう
話すと、突然あたしの腰をグルッ
と回して、自分の正面に持って
きた。
両腕で腰を抱かれたまま向き
合う形になって、イヤでも爽介の
吐息が顔にかかる。

