《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

「最初は、理由もゼンゼンわかん
なかった。

でも、こっちに来てからようやく
わかったわ。

あたし、ずっと、爽介と対等に
なりたいって思ってたんだって」


「対等?」


「ウン。

爽介はあたしに、こんなすごい
コンクールに出るきっかけを
くれたでしょ?

それにあたし、数えきれない
くらいたくさんのものを、爽介
からもらってる」


ルナで働く楽しい毎日がある
のは、ひとえに爽介のおかげって
言ってもいいくらい。


「だけどあたしは、デザインする
こと以外は、何もしてあげれる
ことがなくて。

きっと心のどこかで、引け目を
感じてたんだなって思うの」


「だから、対等じゃないって
思ってた、ってことか――?」


「ウン……。

きっとそうだったんじゃないか
なぁ」