「最初は、理由もゼンゼンわかん
なかった。
でも、こっちに来てからようやく
わかったわ。
あたし、ずっと、爽介と対等に
なりたいって思ってたんだって」
「対等?」
「ウン。
爽介はあたしに、こんなすごい
コンクールに出るきっかけを
くれたでしょ?
それにあたし、数えきれない
くらいたくさんのものを、爽介
からもらってる」
ルナで働く楽しい毎日がある
のは、ひとえに爽介のおかげって
言ってもいいくらい。
「だけどあたしは、デザインする
こと以外は、何もしてあげれる
ことがなくて。
きっと心のどこかで、引け目を
感じてたんだなって思うの」
「だから、対等じゃないって
思ってた、ってことか――?」
「ウン……。
きっとそうだったんじゃないか
なぁ」
なかった。
でも、こっちに来てからようやく
わかったわ。
あたし、ずっと、爽介と対等に
なりたいって思ってたんだって」
「対等?」
「ウン。
爽介はあたしに、こんなすごい
コンクールに出るきっかけを
くれたでしょ?
それにあたし、数えきれない
くらいたくさんのものを、爽介
からもらってる」
ルナで働く楽しい毎日がある
のは、ひとえに爽介のおかげって
言ってもいいくらい。
「だけどあたしは、デザインする
こと以外は、何もしてあげれる
ことがなくて。
きっと心のどこかで、引け目を
感じてたんだなって思うの」
「だから、対等じゃないって
思ってた、ってことか――?」
「ウン……。
きっとそうだったんじゃないか
なぁ」

