《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

爽介はそんなあたしを見てクスッ
と笑うと、コートのポケットに
突っ込んでた左手を出して、
グイッとあたしの腰を抱いた。


心臓が爆発しそうなくらい跳ねる。


恥ずかしいけど――でもその腕は
コート越しでもあったかくて、
頼もしい。


あたしはゆっくりとその腕に体を
あずけながら、ポツリポツリと、
話し出した。


「今回、矢崎さんや松岡さんに、
爽介との関係のことイロイロ
言われてね。

あたし、自分でもなんでかわかん
ないくらい、モヤモヤするときが
あったの」


「へぇ……?」


なんの脈絡もなく話し出した
のに、爽介は首をかしげることも
なく、優しい声で続きを促して
くれる。


安堵感が全身に染み渡ってくのを
感じながら、あたしは言葉を
続けた。