《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

あたしは思いっきり眉をひそめ
かけたけど、


「イヤ、もちろん覚えてるけど」


その答えに、いったんは頬を
緩めて、


「じゃぁ行こうよ。

だってもうこんな時間だし、祝賀
会は宴会モードになっちゃって、
いつ終わるかもわかんないじゃ
ない」


チームのみんなには悪いけど、
やっぱり、爽介との約束はちゃん
と果たしたい。



爽介は最初は迷うふうだった
けど、だんだん考えを改めた
みたいで、


「……そーだな。

まぁ、しばらくして戻りゃかまわ
ねーか♪」


最後には、ニヤリと笑ってそう
答えた。


「オイオイ、総合3位のヒーロー
が、どっかへトンズラする気
なのか?」


驚いたような呆れたような、
矢崎さんの声。


爽介はそれにもヘヘッとイタズラ
ッぽく笑って、


「表彰は済んでるしかまわない
でしょ。

矢崎サン、これは内緒でお願い
しますよ?」