《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

慌てふためく爽介に、矢崎さんは
顔を上げながら快活に笑って、


「一応ケジメはつけとかないとな。

亜莉紗ちゃんも。

利用したりして、悪かったな」


「もーいいです。

てゆーか本気の方がタチ悪いし」


むしろ、単なる利用するための
コマだった方が、済んでしまえば
気が楽だったり。


「? ナンの話してんだ?」


話のイミが理解できない爽介が、
首をかしげてあたし達に問い
かける。


爽介はまだ、矢崎さんが本当に
好きなのは松岡さんだってことを
知らないから、ムリもない。


でも、あたしから話していいとも
思えないし、どーしよう?


ちょっと困惑して矢崎さんを
見たら、彼は少しだけ考える
しぐさをしてから、


「キミの亜莉紗ちゃんを想う
気持ちの方が、僕がエミさんを
想う気持ちより強かったって
ことだよ」