《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

「え――あたしがデザインした
の、全部あるじゃない!」


「あぁ。どうせならついでにな。

お前、自分のなのに試食できて
なかったろ」


「ウ、ウン」


なんて嬉しいサプライズ。


「で、例のヤツは――コレだ」


爽介はその中で、楕円形に表面を
金箔で装飾してあるものを指さした。

数はちゃんと2個ある。


「頂いていいのかな?」


「モチロン。どーぞ」


あたしと矢崎さんはそのボンボン
を手に取ると、そろって口に
運んだ。



「――――――!!」



口の中に広がった濃厚な味に
衝撃を受ける。


ナニ、このすっごいコクのある
豊かな味わい。

そしてその後に来る、爽やかな
柑橘系の酸味と苦味。


「これは……バタークリームを
混ぜ込んだガナッシュか?」


確認する矢崎さんのセリフで
あたしもハッと気づいた。