《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

「できれば自分の舌で味わって
みたかったな。

キミが決定打として用意した
モノの味を」


残念そうな矢崎さんの声に、爽介
は今度はイミありげにほほ笑む。


「そう言うと思って、実は用意
してあるんスよ」


「えっ!?」


これには隣で聞いてたあたしも、
思わず矢崎さんと同時に叫ん
じゃった。


「用意したって、いつ??」


「おとつい作ったのを、こっそり
持ち出して。

控室の冷蔵庫に入れてあるんで、
取ってきましょーか?」


矢崎さんは一も二もなく頷き、
あたし達3人はそのまま、会場を
抜け出した。


爽介の控室に3人で入って、爽介
が『それ』を用意してくるのを
待つ。


冷蔵庫を開けた爽介が、小さな
トレイに乗せて持ってきたのは。


……パラフィン紙のカップに
入った、いくつかのボンボン・
ショコラ。