「そもそも、これを言うために
あなたを呼び出しました。
今ここで、ハッキリとお断り
します。
エメラルド・ヴィラには……って
ゆーか、他の店に行く気は全く
ありません。
あたしの働きたい店は、パティス
リー・ルナ以外ありませんから」
一気にそう告げて、最後に大きく
息をつく。
松岡さんはしばらくの間、言葉を
忘れたようにポカンとあたしを
見てた。
長い沈黙の後、彼女はようやく、
ポツリとつぶやくように、
「もったいない……。
もうちょっと大人になれば、
あなたにもどっちが得かすぐに
わかるのに……」
――損得なんかじゃない。
あたしはそんなもので、自分の
居場所を決めたりなんてしない。
あなたを呼び出しました。
今ここで、ハッキリとお断り
します。
エメラルド・ヴィラには……って
ゆーか、他の店に行く気は全く
ありません。
あたしの働きたい店は、パティス
リー・ルナ以外ありませんから」
一気にそう告げて、最後に大きく
息をつく。
松岡さんはしばらくの間、言葉を
忘れたようにポカンとあたしを
見てた。
長い沈黙の後、彼女はようやく、
ポツリとつぶやくように、
「もったいない……。
もうちょっと大人になれば、
あなたにもどっちが得かすぐに
わかるのに……」
――損得なんかじゃない。
あたしはそんなもので、自分の
居場所を決めたりなんてしない。

