「そんなの詭弁です。
本当の意味で、あたしが必要な
わけじゃないもの」
「どう取るかはあなた次第よ。
でも、引き抜きたいからには
当然、それ相応のメリットを用意
してるわ。
決してあなたに損はさせない。
そのあたりは、矢崎から聞いて
ないかしら?
もしうちに来てくれたら……」
「やめて!
そんな話、必要ない!」
あたしは小さく叫んで、松岡さん
のセリフを遮った。
「デザインの機会が増えるとか、
ウェディングドレスのデザインが
できるとかでしょ?
聞いたけど、そんなのあたしは
いらない!」
「神月さん?
落ち着いてよく考えて。
あなた……、」
「どれだけ考えても一緒です。
あたしは、エメラルド・ヴィラ
にはゼッタイに行くつもりありま
せんから」
まっすぐに松岡さんを見据えて、
キッパリと言い切った。
本当の意味で、あたしが必要な
わけじゃないもの」
「どう取るかはあなた次第よ。
でも、引き抜きたいからには
当然、それ相応のメリットを用意
してるわ。
決してあなたに損はさせない。
そのあたりは、矢崎から聞いて
ないかしら?
もしうちに来てくれたら……」
「やめて!
そんな話、必要ない!」
あたしは小さく叫んで、松岡さん
のセリフを遮った。
「デザインの機会が増えるとか、
ウェディングドレスのデザインが
できるとかでしょ?
聞いたけど、そんなのあたしは
いらない!」
「神月さん?
落ち着いてよく考えて。
あなた……、」
「どれだけ考えても一緒です。
あたしは、エメラルド・ヴィラ
にはゼッタイに行くつもりありま
せんから」
まっすぐに松岡さんを見据えて、
キッパリと言い切った。

