《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

余裕のある笑みを浮かべて、まさ
に当然のようにそう言うけど。


「……あたしには、それだけとは
思えません。

松岡さんがあたしを引き抜きたい
のは――あたしが、神月翔一郎の
娘だからですよね?」


自分の目で確かめてもいないモノ
を、そこまで一心に欲するとは
思えない。


彼女にとって今確実なのは、
唯一、あたしとパパとの繋がり。

そしてそれに、自分が繋がること。


睨むように見つめるあたしに、
松岡さんは観念したようにフーッ
と大ゲサにため息をつくと……。


「あなたも子供じゃないんだし、
今さらごまかすのもバカげてる
かしらね。

まあ、否定はしないわ」


「やっぱり――パパとのコネが
欲しいだけだったんですね」


「誤解しないで。

あなたの才能も活かしつつ、よ」