「えっ、私?
……何かしら?」
「すぐ済みます。
開始までの間、ちょっとだけ
外で……」
話す中身には一切触れなかった
けど、彼女にも当然心当たりは
ある。
ビックリした表情を残しつつも、
松岡さんはニッコリほほ笑んで、
「かまわないわよ。
じゃあ、出ましょうか」
そうしてあたし達は、連れ立って
外の廊下に出た。
みんなに不思議そうな目で見られ
ちゃったけど、そこは爽介が
テキトーなフォローをしといて
くれるだろう。
廊下に出ると、松岡さんは奥
まった壁際に寄って、クルッと
あたしを振り返ると、
「何かしら?
私に話なんて」
「……とぼけなくてもいいです。
あたしを引き抜こうとしてる話の
ことですよ」
ピクッと松岡さんのまぶたが
震えた。
けど狼狽してるわけじゃない。
……何かしら?」
「すぐ済みます。
開始までの間、ちょっとだけ
外で……」
話す中身には一切触れなかった
けど、彼女にも当然心当たりは
ある。
ビックリした表情を残しつつも、
松岡さんはニッコリほほ笑んで、
「かまわないわよ。
じゃあ、出ましょうか」
そうしてあたし達は、連れ立って
外の廊下に出た。
みんなに不思議そうな目で見られ
ちゃったけど、そこは爽介が
テキトーなフォローをしといて
くれるだろう。
廊下に出ると、松岡さんは奥
まった壁際に寄って、クルッと
あたしを振り返ると、
「何かしら?
私に話なんて」
「……とぼけなくてもいいです。
あたしを引き抜こうとしてる話の
ことですよ」
ピクッと松岡さんのまぶたが
震えた。
けど狼狽してるわけじゃない。

