《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

「えっ、私?

……何かしら?」


「すぐ済みます。

開始までの間、ちょっとだけ
外で……」


話す中身には一切触れなかった
けど、彼女にも当然心当たりは
ある。


ビックリした表情を残しつつも、
松岡さんはニッコリほほ笑んで、


「かまわないわよ。

じゃあ、出ましょうか」


そうしてあたし達は、連れ立って
外の廊下に出た。


みんなに不思議そうな目で見られ
ちゃったけど、そこは爽介が
テキトーなフォローをしといて
くれるだろう。



廊下に出ると、松岡さんは奥
まった壁際に寄って、クルッと
あたしを振り返ると、


「何かしら?

私に話なんて」


「……とぼけなくてもいいです。

あたしを引き抜こうとしてる話の
ことですよ」


ピクッと松岡さんのまぶたが
震えた。


けど狼狽してるわけじゃない。