《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

冬の日没はかなり早いし、夜は
何かと物騒な街だから、早めに
帰る人も多いんだろうな。

ピエスモンテは明日まで展示され
てるから、また見れるし。


寂しい感じもするけど静かに
なったから、選手達にもこれは
好都合だったのかも。


爽介も集中力が切れる様子も
なく、力のある顔つきで作業
してる。


「あ、あれ―――!」


爽介の手元を見て、思わず小さく
声がもれた。


今爽介がデコレーションしてる
あれは……あたしのデザインした
ボンボンだ!


多めに描いたデザインの中で
爽介が採用してくれたのは、
あたしが特に気に入ってるもの
ばかりだった。


やっぱり気持ちって通じるのかな。

なんの説明をしたわけでもない
のに、ちゃんとそれを選んでくれ
てるのが嬉しい。


「へぇ……カワイイ!」