新条さんがグルッと辺りを見回し
ながら、そう教えてくれた。
――あたし達がいるのは、爽介の
ブースの傍に設けられたサポー
ター席。
とはいえ、本選が始まってしまえ
ば、実際あたし達がすることは
もう何もない。
材料や機材の準備はモチロンもう
全部終わってるし、完成品を
審査員席まで運んだりとかは、
現地スタッフがやってくれる。
正確に言うと、現地スタッフが
集めた、フランス各地の有志
パティシエ団。
それくらいじゃないと、おいそれ
と選手の作品に触ることもでき
ないってワケ。
「なぁにあなた、今になって
ビビっちゃってるの?」
雫がちょっとだけバカにする
みたいな口調で言ってきた。
そんなこと言って、あんたの声
だってビミョーに震えてるけど?
ながら、そう教えてくれた。
――あたし達がいるのは、爽介の
ブースの傍に設けられたサポー
ター席。
とはいえ、本選が始まってしまえ
ば、実際あたし達がすることは
もう何もない。
材料や機材の準備はモチロンもう
全部終わってるし、完成品を
審査員席まで運んだりとかは、
現地スタッフがやってくれる。
正確に言うと、現地スタッフが
集めた、フランス各地の有志
パティシエ団。
それくらいじゃないと、おいそれ
と選手の作品に触ることもでき
ないってワケ。
「なぁにあなた、今になって
ビビっちゃってるの?」
雫がちょっとだけバカにする
みたいな口調で言ってきた。
そんなこと言って、あんたの声
だってビミョーに震えてるけど?

