《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

笑いながら言って、あたしは
何歩か爽介の前に出た。


凱旋門はもう目の前。


スッキリ晴れた青空に映える門を
見上げて立ち止まると、爽介も
ピタッとあたしの隣で立ち止まる。


「へぇ。

なかなか立派なもんだな」


「そりゃ戦勝記念碑だからね。

それなりに立派じゃないと」


「戦勝?

戦いに勝った記念ってことか?」


「そーよ。

知らなかったの?」


「知らなかった。

へー……戦勝記念か。

そりゃおあつらえむきだな♪」


あたしに軽くバカにされたにも
関わらず、爽介はなぜかご機嫌。


クルッと首を動かしてこっちを
見ると、キョトンとしてるあたし
に向かって、名案とばかりに
こう言った。


「明後日の夜、もう1回ここで
会おうぜ」


「え――――?」


明後日ってことは、つまり本選の
次の日。