笑いながら言って、あたしは
何歩か爽介の前に出た。
凱旋門はもう目の前。
スッキリ晴れた青空に映える門を
見上げて立ち止まると、爽介も
ピタッとあたしの隣で立ち止まる。
「へぇ。
なかなか立派なもんだな」
「そりゃ戦勝記念碑だからね。
それなりに立派じゃないと」
「戦勝?
戦いに勝った記念ってことか?」
「そーよ。
知らなかったの?」
「知らなかった。
へー……戦勝記念か。
そりゃおあつらえむきだな♪」
あたしに軽くバカにされたにも
関わらず、爽介はなぜかご機嫌。
クルッと首を動かしてこっちを
見ると、キョトンとしてるあたし
に向かって、名案とばかりに
こう言った。
「明後日の夜、もう1回ここで
会おうぜ」
「え――――?」
明後日ってことは、つまり本選の
次の日。
何歩か爽介の前に出た。
凱旋門はもう目の前。
スッキリ晴れた青空に映える門を
見上げて立ち止まると、爽介も
ピタッとあたしの隣で立ち止まる。
「へぇ。
なかなか立派なもんだな」
「そりゃ戦勝記念碑だからね。
それなりに立派じゃないと」
「戦勝?
戦いに勝った記念ってことか?」
「そーよ。
知らなかったの?」
「知らなかった。
へー……戦勝記念か。
そりゃおあつらえむきだな♪」
あたしに軽くバカにされたにも
関わらず、爽介はなぜかご機嫌。
クルッと首を動かしてこっちを
見ると、キョトンとしてるあたし
に向かって、名案とばかりに
こう言った。
「明後日の夜、もう1回ここで
会おうぜ」
「え――――?」
明後日ってことは、つまり本選の
次の日。

