「――何が言いたいのかな?」
メガネのレンズ越しの瞳が、
まっすぐにあたしをとらえた。
刺すような強い光が宿ってる。
ちょっとだけ、恐怖に近い感情を
覚えた。
でもここまで言っちゃって、
今さら後には引けない。
あたしは小さく深呼吸してから、
わざとゆっくりした口調で言った。
「あのスイーツ――。
松岡さんをイメージしてるんじゃ
ないの?」
――ガタッ。
主を失った椅子が揺れて音を
たてる。
立ち上がった矢崎さんは……
明らかに狼狽の色を、その顔に
浮かべてた。
「やっぱり、そーなんだ」
「なんのコトかな?
あんまり意外なことを言うもん
だから、驚いちゃ――」
「ごまかしたってムダよ。
曲線的で繊細だけど、ちょっと
ゴージャスで。
まさしく、松岡さんのイメージ
じゃない」
メガネのレンズ越しの瞳が、
まっすぐにあたしをとらえた。
刺すような強い光が宿ってる。
ちょっとだけ、恐怖に近い感情を
覚えた。
でもここまで言っちゃって、
今さら後には引けない。
あたしは小さく深呼吸してから、
わざとゆっくりした口調で言った。
「あのスイーツ――。
松岡さんをイメージしてるんじゃ
ないの?」
――ガタッ。
主を失った椅子が揺れて音を
たてる。
立ち上がった矢崎さんは……
明らかに狼狽の色を、その顔に
浮かべてた。
「やっぱり、そーなんだ」
「なんのコトかな?
あんまり意外なことを言うもん
だから、驚いちゃ――」
「ごまかしたってムダよ。
曲線的で繊細だけど、ちょっと
ゴージャスで。
まさしく、松岡さんのイメージ
じゃない」

