《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

「マジマジ僕の作品見て黙り
込んで。

そんなショックだったのかー?」


「ハハハ、たしかになかなかの
出来ですが、私は桐生君も負けて
はいないと思いますよ?」


「あ、イヤ、えっと……。

別にショックだったわけじゃ

な、なんでもないです!」


「――なんでもないって間じゃ
なかったけどなぁ?」


楽しむような矢崎さんのニヤニヤ
した笑顔。


この顔は、いつ見てもホント
ムカつく!


「うるさいわね!

つまんないこと言ってないで、
マジメに練習してなさいよ!」


捨てゼリフのようにそう言うと、
あたしは踵を返してズンズンと
歩き出した。


ビックリした鈴原さんが、慌てて
あたしの名前を呼びながら追って
くる足音が聞こえる。


矢崎さんのセリフにカチンときた
のも、ウソじゃないけど。


ホントは、自分自身の考えを整理
したくて、あの場を離れたいって
ゆーのがイチバンだった。




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