《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

――それはきっとない。


だって、人から盗んだアイデアを
さっきみたいに真摯でひたむきな
表情で扱えるとは思えないもの。


さっきの矢崎さんの瞳は、間違い
なく、大切な想いのこもった作品
を見る目。

『思い入れ』なんて言葉より
もっと大切な――それこそ『愛
情』って言ってもいいくらいの
――……。



「―――――!!」



――まさか……もしかして……!?



脳裏によぎった考えが自分で信じ
られなくて、あたしは硬直した。


――そんなことってありえる??

でももしホントにそうだとしたら
、目の前のスイーツ達はすごく
しっくり来る――。



「あのー、亜莉紗ちゃん?

さっきからナニを百面相してる
ワケ?」


「えっ!!?」


イキナリの声に思いっきり肩が
跳ねた。


見ると、矢崎さんと鈴原さんの
いぶかしげな視線があたしに
注がれてる。