《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

ツイてないな、ここにいるときに
会っちゃうなんて。


と言っても、同国からの選手
だからか、矢崎さんのブースは隣。


会っちゃっても、仕方ない状況
ではあるけど……。


「――そちらこそ。お疲れさま
です」


形だけの挨拶をして、すぐまた
仕事に戻ろうとしたけど、


「ん〜? 
なんか、顔色よくなったな?

もしかして、桐生クンと仲直り
しちゃった??」


鋭い質問に、うかつにも肩が
ピクッと反応しちゃう。


あーもぉっ、カンに障る口調な
うえに、なんでコイツ、こんなに
鋭いのよっ。


「図星か。

若いっていいなぁ、柔軟で。

うらやましい限りだ」


「……ほっといて。

あんたにはカンケーないでしょ」


いろんな意味で、今ここであんま
この人と話してたくない。