《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

呼吸を整えながら座って、やって
来たウェイターにホットワインを
オーダーする。


「さすが、ペラペラだな」


感心した口調と同時に、少しだけ
爽介の頬が緩んだ。

――久々に見る、あたしに向け
られた笑顔。


あたしは胸がジンと熱くなるのを
感じながら、


「そりゃまぁ、2年も居ればね」


落ち着いた口調に聞こえるよう
精いっぱいがんばるけど、あんま
うまくはいってない。


さすがに今は、強がりとかムリ
かも。



……でも、あたしが次の言葉を
探すより先に、爽介がゆっくりと
した口調で話し始めた。


「さっきは悪かったな。

ちょい、マジで時間ヤバかった
から……」


夕方、呼びかけたあたしを振り
切って行っちゃったときのこと
だって気づいて、あたしは目を
丸くする。