《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

小さく叫んだあたしに、雫は
呆れたような笑顔で手を振る。


「ハイハイ。

何かとメンドーだから、とっとと
仲直りしてらっしゃい」



返事もせずに、部屋を飛び出して。


エレベーターの前まで走って
から、バーの場所を知らないこと
に気づいて、通りかかったホテル
マンを呼び止めて確認した。


もどかしい気持ちを抑えて大急ぎ
で移動して、ようやくバーに
たどり着く。


薄暗い店内をキョロキョロと
見回すあたしに――、


「ここだ、亜莉紗」


斜め後ろからかかった声に振り
返ると、壁際のテーブルに爽介が
座ってた。


「――ゴメン、待たせて」


「別にかまわねーよ。

つーかオレが急に呼び出したん
だし」


「ウ、ウン……」


あぁヤダ、緊張で声が震えちゃってる。


爽介は目線で、あたしを向かいの
席に座るよう促した。