小さく叫んだあたしに、雫は
呆れたような笑顔で手を振る。
「ハイハイ。
何かとメンドーだから、とっとと
仲直りしてらっしゃい」
返事もせずに、部屋を飛び出して。
エレベーターの前まで走って
から、バーの場所を知らないこと
に気づいて、通りかかったホテル
マンを呼び止めて確認した。
もどかしい気持ちを抑えて大急ぎ
で移動して、ようやくバーに
たどり着く。
薄暗い店内をキョロキョロと
見回すあたしに――、
「ここだ、亜莉紗」
斜め後ろからかかった声に振り
返ると、壁際のテーブルに爽介が
座ってた。
「――ゴメン、待たせて」
「別にかまわねーよ。
つーかオレが急に呼び出したん
だし」
「ウ、ウン……」
あぁヤダ、緊張で声が震えちゃってる。
爽介は目線で、あたしを向かいの
席に座るよう促した。
呆れたような笑顔で手を振る。
「ハイハイ。
何かとメンドーだから、とっとと
仲直りしてらっしゃい」
返事もせずに、部屋を飛び出して。
エレベーターの前まで走って
から、バーの場所を知らないこと
に気づいて、通りかかったホテル
マンを呼び止めて確認した。
もどかしい気持ちを抑えて大急ぎ
で移動して、ようやくバーに
たどり着く。
薄暗い店内をキョロキョロと
見回すあたしに――、
「ここだ、亜莉紗」
斜め後ろからかかった声に振り
返ると、壁際のテーブルに爽介が
座ってた。
「――ゴメン、待たせて」
「別にかまわねーよ。
つーかオレが急に呼び出したん
だし」
「ウ、ウン……」
あぁヤダ、緊張で声が震えちゃってる。
爽介は目線で、あたしを向かいの
席に座るよう促した。

