《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

「ハハハ、そうですか。

たしかにこの国には、独特の活気
がありますからねぇ」


鈴原さんは目を細めて笑うと、
先を行くメンバーに続いて歩き
出す。


後を追おうとして、少し離れた
前方を歩く一団が目に留まった。



――矢崎さん……。



事務局やチーム矢崎のメンバー
とは成田空港で合流して、そこ
から全員で行動してる。


でも矢崎さんはごく普通の態度で
挨拶しただけで、その後は何事も
なかったように、自分のチームの
人達と一緒にいた。


松岡さんの様子もいたって普通。


事務局の人が一緒ってことも
あって、あたしも表面上は極力
普通の態度を心がけてた。


「では、ここからは車でまず
滞在先に移動します。

チェックイン後ミーティングを
行い、次に会場となるホテルの
方へご案内しますので――」