《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

「全くその気がないのに言う
ようなことじゃねーだろ!

現にオレに電話してきたとき
だって、本気だって言ってた。

松岡さんも賛成してるって」


「松岡さんが!?

……そんなの知らない。

あたしにはそんなこと、言って
なかったもの!」


「どっちにしたって、フツーなら
真っ先にオレに話すだろって
言ってんだよ。

オレはお前の―――!」


「………言えないわよ!!」



叩きつけるような、あたしの
言葉を最後に。


爽介は呆然とした顔であたしを
見たまま……黙り込んだ。


――あたしは爽介のカノジョで、
相棒で、仲間。


だからこそ、言えなかった。


きっとこの世の中で誰よりも、
あたしがイチバン、爽介のコン
クールでの成功を願ってる。

応援してる。


だからこそ、言って爽介の邪魔を
したくなかった。


ただ、それだけなのに――。