探るような視線。
あたしは目をそらしたくなるのを
懸命に堪えて、
「それは……まぁ仕事の邪魔に
なってちょっとはムカついたし、
もとから気分も悪かったから。
でもホント、何もないわよ」
「ホントか?
コンクールのことで何か言われ
たりしたんじゃ――」
「何も言われてないってば!」
つい爽介の語尾を遮るように
ピシャッと言ってしまって、
あたしはすぐに後悔した。
これじゃ、ムキになってるの
バレバレ。
その様子で、爽介も『やっぱり
おかしい』って思ったのかも
しんない。
今度はもう、明らかに訝りの目を
あたしに向けて、
「何も言われてないってこと
ねーだろ!
なんでオレに隠し事すんだよ?」
「え? か、隠し事って……!?」
ギクッとするのと同時に、決め
つける口調に少しだけムカッと
しちゃう。
あたしは目をそらしたくなるのを
懸命に堪えて、
「それは……まぁ仕事の邪魔に
なってちょっとはムカついたし、
もとから気分も悪かったから。
でもホント、何もないわよ」
「ホントか?
コンクールのことで何か言われ
たりしたんじゃ――」
「何も言われてないってば!」
つい爽介の語尾を遮るように
ピシャッと言ってしまって、
あたしはすぐに後悔した。
これじゃ、ムキになってるの
バレバレ。
その様子で、爽介も『やっぱり
おかしい』って思ったのかも
しんない。
今度はもう、明らかに訝りの目を
あたしに向けて、
「何も言われてないってこと
ねーだろ!
なんでオレに隠し事すんだよ?」
「え? か、隠し事って……!?」
ギクッとするのと同時に、決め
つける口調に少しだけムカッと
しちゃう。

