《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

探るような視線。


あたしは目をそらしたくなるのを
懸命に堪えて、


「それは……まぁ仕事の邪魔に
なってちょっとはムカついたし、
もとから気分も悪かったから。

でもホント、何もないわよ」


「ホントか?

コンクールのことで何か言われ
たりしたんじゃ――」


「何も言われてないってば!」


つい爽介の語尾を遮るように
ピシャッと言ってしまって、
あたしはすぐに後悔した。

これじゃ、ムキになってるの
バレバレ。


その様子で、爽介も『やっぱり
おかしい』って思ったのかも
しんない。

今度はもう、明らかに訝りの目を
あたしに向けて、


「何も言われてないってこと
ねーだろ!

なんでオレに隠し事すんだよ?」


「え? か、隠し事って……!?」


ギクッとするのと同時に、決め
つける口調に少しだけムカッと
しちゃう。