《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

何分か人通りの少ない道を走って
、爽介がバイクを停めたのは……
駅の近くにある、大きな公園の
入口。


そこ自体が舗装された広場みたい
になってて、隅の方にはベンチが
備えつけられてる。


ここならバイクをすぐ傍に停めた
まま、座って話ができる……。

あたしがそう考えたとおり、爽介
はベンチに腰をおろすと、促す
ようにあたしを見た。


『お前も座れ』ってことだって
思って、あたしも静かに爽介の
隣に座る。


「……寒くないか?」


「ヘイキよ。着込んでるし」


それだけの会話を交わした後、
しばらく沈黙が流れた。


爽介はどこを見るでもなく、正面
の方に顔を向けてる。


でもやがて、ゆっくりとその顔を
あたしの方に向け……、


「蓮が、矢崎サンと会った後の
お前の様子がおかしかったって
言ってた。

オレにも、ろくに何も言わないで
帰っちまったし」