何分か人通りの少ない道を走って
、爽介がバイクを停めたのは……
駅の近くにある、大きな公園の
入口。
そこ自体が舗装された広場みたい
になってて、隅の方にはベンチが
備えつけられてる。
ここならバイクをすぐ傍に停めた
まま、座って話ができる……。
あたしがそう考えたとおり、爽介
はベンチに腰をおろすと、促す
ようにあたしを見た。
『お前も座れ』ってことだって
思って、あたしも静かに爽介の
隣に座る。
「……寒くないか?」
「ヘイキよ。着込んでるし」
それだけの会話を交わした後、
しばらく沈黙が流れた。
爽介はどこを見るでもなく、正面
の方に顔を向けてる。
でもやがて、ゆっくりとその顔を
あたしの方に向け……、
「蓮が、矢崎サンと会った後の
お前の様子がおかしかったって
言ってた。
オレにも、ろくに何も言わないで
帰っちまったし」
、爽介がバイクを停めたのは……
駅の近くにある、大きな公園の
入口。
そこ自体が舗装された広場みたい
になってて、隅の方にはベンチが
備えつけられてる。
ここならバイクをすぐ傍に停めた
まま、座って話ができる……。
あたしがそう考えたとおり、爽介
はベンチに腰をおろすと、促す
ようにあたしを見た。
『お前も座れ』ってことだって
思って、あたしも静かに爽介の
隣に座る。
「……寒くないか?」
「ヘイキよ。着込んでるし」
それだけの会話を交わした後、
しばらく沈黙が流れた。
爽介はどこを見るでもなく、正面
の方に顔を向けてる。
でもやがて、ゆっくりとその顔を
あたしの方に向け……、
「蓮が、矢崎サンと会った後の
お前の様子がおかしかったって
言ってた。
オレにも、ろくに何も言わないで
帰っちまったし」

