《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

『お前、ソレ、オレの顔見ても
言える?』


「え………?」


顔見ても…って、どーゆーコト?


疑問はあったけど、答えを変える
わけにはいかない。

あたしは動揺を押さえながら
答えた。


「そりゃ、言えるわよ」


『そか。

んじゃ、ちょっと出てきてくれ』


「は?」


『しょーじき、ドン引きしそうな
くらいの豪邸の前で、オレも
居心地がわりぃんだよな。

出かける用意して来てくれると、
ありがてーんだけど』


「え………」


――って、まさか……!!?


「あたしンちの近くにいるの!?」


ウソ……。でも爽介、あたしの
家の場所なんて知らないはず。


あたしンちはたしかに世間離れ
してるし、爽介にしたら社長の家
でもあるから、まだ一度も連れて
きたことはなかった。


それなのに……!?