《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

――なんかあったんなら、すぐ
言えばいいのに。

なんでアイツ、オレに何も言わ
ねーんだ……。


オレが試作に明け暮れてばっか
だから、言えなかったのか……?



試作に集中したい気持ちはもち
ろんある。


でも、ほかならぬ亜莉紗のこと
なら、それだってものすごく
重要だ。


気を使ったりしないで、なんでも
話してくれればいいのに。


そんな亜莉紗に対する思いと
同時に。


恋人の異変に全く気づけていな
かった自分への憤りが、フツフツ
と沸き上がってくる――。


「ったく。

ナニやってんだ、お互い……」


「え?」


「あぁ、イヤ、なんでもない。

とにかく――亜莉紗には、後で
オレから連絡してみるよ。

もしホントにお前の推測みたいな
つまんねーこと考えてんだった
ら、ガツンと叱ってやんねーと。

矢崎サンとのことも聞いてみる」