《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

「はぁ!?

あのオバサン、んな感じ悪いコト
言ったのかよ!?」


「違うよ、だからもしかしたら、
だってば

松岡さんはごく普通に応援して
くれてる口調だったけど、アリィ
にはそんなふうに聞こえたかも
しれないって思っただけ」


『落ち着け』というように手を
振って言葉をつけ加える蓮に、
爽介は一度大きく息を吸って
から、


「わりぃ。

その状況見てねーもんだから、
なんか気になっちまって」


すっかり心が穏やかでなくなって
いるのが、自分でもよくわかる。


理由はもちろん、今の亜莉紗の
状態が気になるからだが……
でも、胸をざわつかせている原因
は、それだけじゃなかった。



――自分は、松岡さんとの一件も
聞いていなかったし、ときどき
様子がおかしいことにも気づいて
いなかった。



その事実が、爽介の心に波紋を
作っていた。