《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

やや遠慮がちな問いかけに、
爽介はほんの少し驚きの色を
浮かべて、蓮の顔を見た。


「少し前から……?」


「ウン。

先々週くらいからかな?

ときどき元気がないような。

それに前にもちょっと、気になる
ことがあったんだよね……」


「ナンだよ、気になることって?」


急かすように聞いた爽介に蓮が
話したのは、ふたりがソレイユ杯
事務局を訪れた際に、エメラルド
・ヴィラの松岡さんと会った
ときのことだった。


亜莉紗がデザイン協力者だと
知り、ライバルながらも激励して
くれた、という話。


「……それがなんで、問題なんだ
……?」


その後の亜莉紗の様子がおかし
かったと蓮は言ったが、特に
不愉快になるようなこととは
思えない。


首をかしげた爽介に、蓮も考える
しぐさをしながら、


「もしかしたら、だけど。

幸運でソレイユ杯に関わってる
けど、自分には本来そんな実力は
ない、って、言われたように
感じたのかも……」