やや遠慮がちな問いかけに、
爽介はほんの少し驚きの色を
浮かべて、蓮の顔を見た。
「少し前から……?」
「ウン。
先々週くらいからかな?
ときどき元気がないような。
それに前にもちょっと、気になる
ことがあったんだよね……」
「ナンだよ、気になることって?」
急かすように聞いた爽介に蓮が
話したのは、ふたりがソレイユ杯
事務局を訪れた際に、エメラルド
・ヴィラの松岡さんと会った
ときのことだった。
亜莉紗がデザイン協力者だと
知り、ライバルながらも激励して
くれた、という話。
「……それがなんで、問題なんだ
……?」
その後の亜莉紗の様子がおかし
かったと蓮は言ったが、特に
不愉快になるようなこととは
思えない。
首をかしげた爽介に、蓮も考える
しぐさをしながら、
「もしかしたら、だけど。
幸運でソレイユ杯に関わってる
けど、自分には本来そんな実力は
ない、って、言われたように
感じたのかも……」
爽介はほんの少し驚きの色を
浮かべて、蓮の顔を見た。
「少し前から……?」
「ウン。
先々週くらいからかな?
ときどき元気がないような。
それに前にもちょっと、気になる
ことがあったんだよね……」
「ナンだよ、気になることって?」
急かすように聞いた爽介に蓮が
話したのは、ふたりがソレイユ杯
事務局を訪れた際に、エメラルド
・ヴィラの松岡さんと会った
ときのことだった。
亜莉紗がデザイン協力者だと
知り、ライバルながらも激励して
くれた、という話。
「……それがなんで、問題なんだ
……?」
その後の亜莉紗の様子がおかし
かったと蓮は言ったが、特に
不愉快になるようなこととは
思えない。
首をかしげた爽介に、蓮も考える
しぐさをしながら、
「もしかしたら、だけど。
幸運でソレイユ杯に関わってる
けど、自分には本来そんな実力は
ない、って、言われたように
感じたのかも……」

