「いいけど。
……大丈夫? なんかただならぬ
空気だったけど?」
「なんでもないわ。
なんかあたし、あの人とあんま
合わなくって。
でも別に、たいした話してたわけ
じゃないから」
「そ、そう……?」
それ以上、そのコは何も聞いて
こなかった。
取り繕ったって、あたしの様子が
おかしいのはバレバレだったと
思うけど、あんま突っ込んでも
悪いって思ったのかもしんない。
やがて閉店時間がきて、最後の
お客様を送り出した後、スタッフ
は閉店業務に取りかかる。
さっきのことを聞かれてもテキ
トーにはぐらかして、あたしは
黙々と仕事に専念してた。
誰にも何も聞かれたくない――
そんな心境だったから。
屈み込んで床の掃除をしてる
とき、そっとあたしをうかがう
視線に気づいて。
立ち上がりざまに確認すると、
マッキーだった。
……大丈夫? なんかただならぬ
空気だったけど?」
「なんでもないわ。
なんかあたし、あの人とあんま
合わなくって。
でも別に、たいした話してたわけ
じゃないから」
「そ、そう……?」
それ以上、そのコは何も聞いて
こなかった。
取り繕ったって、あたしの様子が
おかしいのはバレバレだったと
思うけど、あんま突っ込んでも
悪いって思ったのかもしんない。
やがて閉店時間がきて、最後の
お客様を送り出した後、スタッフ
は閉店業務に取りかかる。
さっきのことを聞かれてもテキ
トーにはぐらかして、あたしは
黙々と仕事に専念してた。
誰にも何も聞かれたくない――
そんな心境だったから。
屈み込んで床の掃除をしてる
とき、そっとあたしをうかがう
視線に気づいて。
立ち上がりざまに確認すると、
マッキーだった。

