《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

「いいけど。

……大丈夫? なんかただならぬ
空気だったけど?」


「なんでもないわ。

なんかあたし、あの人とあんま
合わなくって。

でも別に、たいした話してたわけ
じゃないから」


「そ、そう……?」


それ以上、そのコは何も聞いて
こなかった。


取り繕ったって、あたしの様子が
おかしいのはバレバレだったと
思うけど、あんま突っ込んでも
悪いって思ったのかもしんない。



やがて閉店時間がきて、最後の
お客様を送り出した後、スタッフ
は閉店業務に取りかかる。


さっきのことを聞かれてもテキ
トーにはぐらかして、あたしは
黙々と仕事に専念してた。


誰にも何も聞かれたくない――
そんな心境だったから。



屈み込んで床の掃除をしてる
とき、そっとあたしをうかがう
視線に気づいて。


立ち上がりざまに確認すると、
マッキーだった。