《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

――あたしと爽介の、絆――……。



そういうモノすべてが、完全に
侮辱されたんだ。



道端にひっそりと咲く野花を、
バカにして踏みつけるみたいに
――。




「……あんたに何がわかって
るって言うのよ……」



俯いてた顔を上げて、あたしは
矢崎さんを睨みつけた。


矢崎さんはさすがに驚いたよう
に、目をマジマジと見開いてる。



「あたしと爽介のことが、あんた
なんかにわかるわけない!

それに――死んだって、あんた
なんか選ばないわ!!」



制服を着てる以上、泣くわけには
いかなかった。


だから必死で我慢したけど、そう
小さく叫んだあたしの視界は、
ボンヤリとかすんでた。


そのハッキリしない視界の向こう
で、矢崎さんが小さく首をかしげて、


「やれやれ。

完全に拒絶、か」