「――何が言いたいの?」
「うちの店……っていうか僕の
所なら、ほぼ月ごとに新しい
メニューを展開してるよ。
それにうちはホテルだから、
スイーツだけじゃなくて他の
ジャンルにまで手を広げること
だって可能だ。
いずれ結婚式場とか、増築したい
って話も出てるんだよね。
そしたらウェディングドレスの
デザイナーが必要だし」
「それがどうし―――」
つっかかろうとして。
その途中であたしは、硬直した。
「まさか――。
だから、自分の所に来いって
ゆーの!!?」
『引き抜き』。
ただのバイトの身で、そう言って
いいのかはわかんない。
でも矢崎さんが言ってるのは、
そーゆーニュアンスにしか聞こえない。
「単純にうちの店ってだけじゃ
ないよ?
僕なら、きっと今よりいっぱい
デザインの機会を与えてあげ
られる。
僕の方が、桐生クンよりもキミ
には合ってるんじゃないかなぁ?」
「うちの店……っていうか僕の
所なら、ほぼ月ごとに新しい
メニューを展開してるよ。
それにうちはホテルだから、
スイーツだけじゃなくて他の
ジャンルにまで手を広げること
だって可能だ。
いずれ結婚式場とか、増築したい
って話も出てるんだよね。
そしたらウェディングドレスの
デザイナーが必要だし」
「それがどうし―――」
つっかかろうとして。
その途中であたしは、硬直した。
「まさか――。
だから、自分の所に来いって
ゆーの!!?」
『引き抜き』。
ただのバイトの身で、そう言って
いいのかはわかんない。
でも矢崎さんが言ってるのは、
そーゆーニュアンスにしか聞こえない。
「単純にうちの店ってだけじゃ
ないよ?
僕なら、きっと今よりいっぱい
デザインの機会を与えてあげ
られる。
僕の方が、桐生クンよりもキミ
には合ってるんじゃないかなぁ?」

